
当ブログ運営者のトンビと申します
記念すべき一発目のエントリーは、“焚き火”についてです。
軽井沢での焚き火は禁止行為か?と思い込んでいたら…そんなことは全然なくて拍子抜けした件
軽井沢では庭で薪や木を燃やして焚き火をしてもいいのか?
実は昨日、我が家ではこんなことがありました。
うちの嫁さんが、お隣さんと薪に使う木について会話しているのを横で聞いていた息子(6歳)が、なにを思ったのかいきなり…

そとでおさかなをやいてたべたい!
と言い出しまして。
魚を焼いて食べたいということであれば、ホームセンターでバーベキューセットを買えば話はカンタン(千葉の御宿では何度もやったことがあります)なのですが、どうやらそういうことでもないらしく、要は薪(生木)をメラメラと燃やして、それで魚を焼きたいということでした。

お芋も焼いちゃおうか?
で、それを聞いた私は

そもそも軽井沢って、焚き火をしてもいいのかな?
いつだったか、なんかダメとかどうとかって話を聞いたような?
だけど、バーベキューはよくて焚き火はダメなんてことあるかな?
と思いまして、それなら軽井沢での焚き火について、ひとつ調べてみるか、となりました。
ちなみに、仮に焚き火がOKであったとしても、軽井沢は特別な決まり事が色々とある場所(そういうイメージ)なので、場所にしろ、後始末の方法にしろ、何かしら細かい制約があるのでは?とも思いました。
実際、Wikipediaにもこんな風に書いてあります。
現代日本においては公有地・私有地を問わず、法律および各自治体の条例によって焚き火、野焼き行為が法律・条令によって制限・禁止されていることが多いので注意が必要である(山岳等での遭難時や被災等により緊急避難として行う場合は例外規定がある。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』焚き火に関する法律
私有地であっても近隣住民の苦情やトラブル(洗濯物が汚れる、住居の外壁に煤(すす)がつく、悪臭が発生する等)の原因となる。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』焚き火・条例による規制
では、これら(前フリ)を踏まえた上で、さっそく情報収集したいと思います。

検索、検索~♪
軽井沢では軽微な焚き火ならばOK
ごみを燃やしちゃいけないの? | 長野県軽井沢町公式ホームページ
答えはすぐに出ました。
要は、家庭用のごみを燃やすのはダメだが、落ち葉・枯れ枝の軽微な焚き火であれば問題ないということのようです。
それをふまえて、ツイッターを覗いてみると、軽井沢での焚き火に関する投稿がわんさかありました。最近のものだとこんな感じです。
いやーツイッターってほんとうに便利ですねー。水野晴郎さんの決め台詞のような感じで。
火を起こすのは案外ムズカシイ
・・・魚を焼く話に戻ります。
手持ちの材料で何とかしようとなったものの、生木を燃やすのはなかなかに大変でしたので、それならばと、消臭・除湿用として使っていた炭を、『これでも使うか…』と、取っ手が外れて壊れたステンレスの鍋に入れて燃やそうとしたところ、うちわでいくらあおいでも、思うように燃え広がらず、最終的には卓上のガスコンロを外に出して、魚を焼く網でサンマを焼きました(笑)。


最初からガスコンロでは納得しなかったであろう息子も、親が悪戦苦闘している様子を見て、焚き火や炭火ではなくても、家の外で焼き魚が食べられればいいよとなり、使用を許可してくれました。
あまりの便利さ(手軽さ)に、改めて文明の利器はスゴいな~と思った次第です。

それにしても、着火剤を使わない火起こしがこんなにタイヘンとは…
焚き火が簡単な技術でないのは、子供に焚き火をさせてみれば、上手に焚き火ができる子の少ないことからもよく分かる。焚き火をうまく行うには、火を恐れない精神構造を獲得し、火の性質を理解した上で、薪をくべるタイミングを適切に行い、一連の作業を適切にこなす必要がある。このことから考えて、人類の祖先は、何度も火と遭遇するなかで火に関心を抱いて観察や実験を行い、焚き火を行う技術を確立したと推測される。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』人類と焚き火

『絶対に火事を起こしてはいけない』との責任感から、火の粉が飛ばないように慎重になり過ぎて、イマイチ乗り気じゃなかったのもあるかな…
と失敗の原因を自己分析してみたり。

ていうか、消臭・除湿用の炭を使ったのが原因なんじゃないの?
さて、不完全燃焼(火だけに)に終わった今回の火起こしですが、ひとつよかったことがあります。
それは、ふだん少食気味な息子が…

おにわでたべるごはんはおいしいねー
と、サンマをおかずにごはんを4杯おかわりしたことです。
めでたし、めでたし。

今度は、焼き芋たべたいね
焚き火について参考になる記事
焚き火を囲んで語らうということ
NHKのBSプレミアムで、“魂のタキ火”という番組が先月から始まりました。

NHKの回し者ではありません
番組を観て思ったんですが、火には不思議な魅力(というか魔力?)があるんだ、ということに改めて気づかされました。
家族や友人と焚き火を囲んで、パチパチと火の粉を散らして燃える音を聞きながら、そして、ユラユラと揺れる火や、その揺れる火が映る顔を眺めながら、ゆったりと語り合えば、お互いにふだん話せないことを話す気になったり、打ち解けて仲が深まったりするのかもしれないな…。
そんな風に思いました。

なんだか無性に焚き火がしたくなってきた…

焚き火のために山まで買ってしまうというのはスゴイ…

今度、庭で焚き火トークでもするか

賛成♪
…といったところで、今回はこのへんで。
また、次のエントリーでお会いしましょう。
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